2008年07月09日

胡錦涛主席、日本の救助隊に謝意

 洞爺湖サミットのために日本にやってきた胡錦涛主席が四川省大地震で派遣された日本の救助隊に謝意を示しました。

中国・四川大地震:謝意 「日本援助隊、深い印象」 胡主席が記念品を贈る



 北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)出席のため訪日している中国の胡錦濤国家主席は8日午前、札幌市内のホテルで、中国・四川大地震の被災地に日本政府が派遣した国際緊急援助隊メンバーと会見し、謝意を表明した。救助チーム(小泉崇団長)と医療チーム(田尻和宏団長)の計16人が出席、胡主席から日本援助隊の活動をまとめた記念アルバムとDVDが贈られた

 胡主席は会見で「みなさんは国際救助チームとして最初に被災地に到着し、見事な活動は中国国民に深い印象を残した。中国政府、国民を代表して心からの感謝を表明する」と述べた。救助チームの小泉氏は「中国国民が一日も早く平和な生活を取り戻すことを祈願する」と話した。

 四川大地震では米国やロシア、ドイツなど各国援助隊が活動したが、胡主席自ら相手国で感謝を伝えたのは日本だけ。【浦松丈二】

毎日新聞 2008年7月8日 東京夕刊



「貢献、永遠に心に刻む」 胡主席が日本援助隊にお礼



 主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)拡大会合出席のため来日している中国の胡錦濤国家主席は8日、5月の四川大地震で救援活動に当たった日本の国際緊急援助隊メンバーと札幌市内のホテルで面会し「中国人民は皆さまの貢献を永遠に心に刻みます。ありがとう」とお礼の言葉を述べた。

 胡主席と面会したのは、現地に赴いた救助チームと医療チーム計約80人のうち16人。団長を務めた小泉崇・外務省国際緊急援助室長は「多くの中国国民から感謝の意をいただいたことはわれわれの誇りです」と話した。

 面会の場では、胡主席が16人に記念のアルバムを手渡したほか、活動の様子や現地の人たちからの感謝のメッセージが収録された映像も流された
時事通信社


 「永遠に心に刻む」と最大限の謝辞をここまで示してくれるのはありがたいですね。
 もっとも、毎日新聞の「胡錦涛主席が自ら示したのは~」はただ単に日本に来たからというだけな気がしますが。たぶん、ロシアに行けばロシアの救助隊にも同じようなことを直接述べるのではないでしょうか。まあ、そこらへんはどうでもいいのですが。
 渡されたDVDは日本の救助隊の活動を録画したものらしいですが、そんなものをわざわざ送らなくても日本側で記録してあるだろう、と思ったのですが、どうやらその活動記録にプラスして、現地の人々の感謝のメッセージが入ってるそうですね。
 でも、調べた所、「現地の人々の感謝のメッセージ」の文章が入ってるのは時事通信くらいで、他の新聞にはほとんど書いてません。何故でしょう?現地の人々も感謝している、と伝えればもっと中国との仲は深まるのに。明らかに「言わされてる」ヤラセ満載なものだったのでしょうか?そうでないことを祈ります。
 なんにしても、日本の救助隊の貢献は確かに無駄ではなかったと思うと嬉しいと思います。


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Posted by 哲学 at 08:48│Comments(0)ニュース
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