2008年10月10日

ロシア、グルジアから撤退完了

 ロシアがやっとグルジアから撤退したそうです。

グルジア:ロシア軍撤退完了 紛争から2カ月



 【トビリシ小谷守彦】グルジアに駐留していたロシア軍は9日、西部のアブハジア周縁部に設置していた緩衝地帯から前日までに撤退したと表明した。同軍は既に南オセチア周縁部から撤収。8月の紛争発生から2カ月を経て、ようやくグルジア領からの撤退完了が実現した。

 欧州連合(EU)との合意では今月10日までにグルジア領から撤退すると取り決めていた。ロシア側は日程を前倒しする形で部隊撤収を行った。

 グルジア領からの撤退完了を受け、ロシアは今後、グルジアから独立宣言している南オセチア、アブハジア両地域の地位問題へ焦点を当てたい狙いとみられる。

毎日新聞 2008年10月10日 東京朝刊


 北京オリンピックの開催と同時に始まった侵攻もようやく終わりました。まあ、侵攻とはいいましても、事実を見てみれば、グルジアの方に非があるとしか個人的には思えませんが。(ロシアの出兵はグルジアが南オセチアの人々を軍でだまし討ちしたのを救出するため)
 この一件はロシアの強さや影響力をまざまざと見せつけられるような事件だったと思います。まあ、兵が撤退しただけでまだ終わった訳ではないのですが。少なくとも、ロシアという国に関して日本は対岸の火事ではなく、もっと切実な問題として考え直すいい機会だと思うのですが――果たして。

タグ :ロシア国際

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Posted by 哲学 at 08:45│Comments(0)ニュース
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