2008年05月27日
ダライ・ラマ14世 単独会見
先日、ダライ・ラマ14世が日本の福田総理を高く評価したそうです。
日本ではチベット問題について、以前ほど報道されなくなりましたが、これは未だ続いている問題です。
ドイツではダライ・ラマ14世が訪れた際には周辺10カ所で中国政府の支持者達による反対集会が行われるなど、人権意識の高いヨーロッパでは取り上げられています。(47newsより)
それに、チベット人自治区は震源地のすぐ近いところにあるのに、何故か未だに被害がどうなっているのか知らされていません。
果たして今チベットが無事なのか、ずっと懸念しています。
ダライ・ラマ14世が単独会見、福田首相発言を高く評価
【ノッティンガム(英中部)=森千春】チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世は25日、当地で読売新聞の単独インタビューに応じ、福田首相によるチベット問題に関する最近の発言について、「大変ありがたいと思う」と述べ、高く評価した。
そのうえで、「友人であればこそ、相手の誤りを指摘することが重要だ」として、対中関係発展を図る日本が今後、中国に対して、人権問題でこれまで以上に明確なメッセージを送るべきだとの考えを示した。
ダライ・ラマはまた、北京五輪後の11月ごろに日本を訪問する意向も明らかにした。
福田首相は、3月の中国チベット自治区での暴動鎮圧を受けて、4月に来日した楊潔(ようけつ)チ中国外相に対し、チベット問題が「国際的な問題になっている」と発言。5月の日中首脳会談では、胡錦濤・国家主席に対して、チベット問題での「国際的懸念」の解消を求めた。(「チ」は竹かんむりに「褫」のつくり)
ダライ・ラマは、福田首相のこうした発言について、「(人権抑圧など)中国政府の誤りを明確にするのに資するものだ」と述べた。チベット問題を「内政問題」だと主張する中国政府に対し、日本側が注文をつけた点を歓迎したといえる。
中国政府は、ダライ・ラマを「チベット分離運動を行っている」と批判してきたが、5月4日にダライ・ラマの亡命政府との非公式会談を開催。ダライ・ラマは、亡命政府と中国政府の公式対話再開に向けて、国際社会の支援を取り付けようと努力しており、福田首相発言への評価も今後の日本の支援を期待してのものとみられる。
(2008年5月26日14時34分 読売新聞)
日本ではチベット問題について、以前ほど報道されなくなりましたが、これは未だ続いている問題です。
ドイツではダライ・ラマ14世が訪れた際には周辺10カ所で中国政府の支持者達による反対集会が行われるなど、人権意識の高いヨーロッパでは取り上げられています。(47newsより)
それに、チベット人自治区は震源地のすぐ近いところにあるのに、何故か未だに被害がどうなっているのか知らされていません。
果たして今チベットが無事なのか、ずっと懸念しています。
Posted by 哲学 at 08:11│Comments(0)
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