2009年01月14日
ガザ侵攻 安保理停戦決議 イスラエル首相、米棄権の内幕暴露
アメリカが安保理を棄権したのはイスラエルのおかげだ、とイスラエル政府が自慢しているようです。
まあ、イスラエルはそんなこと言ってるけどアメリカは否定。しかし、アラブ関係者は真偽はともかく、ライス長官が直前で意見を変えたのは本当のことだと説明。
ふーむ、この情報をイスラエルが主張するのはアメリカを自分のところに引き込むただと思うけれど、こんな手を出さないといけない、てのはかなり追い込まれてますねぇ。うーん、イスラエルはこのままいくとかなりじり貧になりそうな……。
イスラエル:ガザ侵攻 安保理停戦決議 イスラエル首相、米棄権の内幕暴露
◇「10分前にブッシュに電話」
【エルサレム高橋宗男】イスラエル軍のパレスチナ自治区ガザ地区侵攻を巡り、国連安全保障理事会が今月8日に停戦決議を採決した際、イスラエルのオルメルト首相が採択の10分前にブッシュ米大統領に電話し、決議に賛成しないよう要請していたことが明らかになった。ロイター通信がオルメルト首相の12日の演説を伝えた。米国は安保理理事国15カ国中唯一、棄権した。
オルメルト首相によると、ライス米国務長官が決議の取りまとめに動いたため、ホワイトハウスに電話をかけてブッシュ大統領につなぐよう要請。大統領は演説中だったが、「米国は(決議に)賛成してはいけない」と首相から伝えられると、即座にライス長官に指示を出したという。
オルメルト首相は、ライス長官が「(決議の)文言を調整、整理した」と説明。「彼女は自分で用意した決議案を棄権し、恥をかいた」と述べた。
マコーマック米国務省報道官は13日、「100%でたらめ」とオルメルト首相の発言内容を否定した。だが、アラブ諸国の複数の閣僚はロイター通信に対し、ライス長官が決議を支持すると確約していたにもかかわらず、ブッシュ大統領の電話を受けて方針転換したと話している。
毎日新聞 2009年1月14日 東京夕刊
まあ、イスラエルはそんなこと言ってるけどアメリカは否定。しかし、アラブ関係者は真偽はともかく、ライス長官が直前で意見を変えたのは本当のことだと説明。
ふーむ、この情報をイスラエルが主張するのはアメリカを自分のところに引き込むただと思うけれど、こんな手を出さないといけない、てのはかなり追い込まれてますねぇ。うーん、イスラエルはこのままいくとかなりじり貧になりそうな……。
Posted by 哲学 at 22:31│Comments(0)
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