2008年12月05日
人民元、急ピッチで下落
中国の人民元が下落しているそうです。
とはいえ、人民元は中国政府によって管理されています。この切り下げもヨーロッパに大豆製品の輸入禁止を受けた余波を取り戻すための政策かもしれません。しかしまぁ、人民元安になってドル高になりすぎれば売り上げも減るので結局、ある程度の所で収まると思いますが――なかなか思い切った政策です。
中国、人民元下落が急ピッチ 切り下げ誘導観測
【北京=高橋哲史】中国の通貨、人民元の対ドル相場が急ピッチで下落している。中国当局は世界的な金融危機の影響で景気が下ぶれするのを防ぐため、元相場を切り下げ方向に誘導しているもようだ。元相場の下落は中国製品の輸出競争力を高め、経済成長を後押しする効果が期待できる。ただ、中国政府が2005 年の制度改革から続けてきた元相場の切り上げ政策を転換すれば、米国などが反発するのは必至だ。
4日朝の上海外為市場で、人民元の対ドル相場は取引開始直後に値幅制限の下限の1ドル=6.8845元まで下落した。元相場が取引時間中に値幅制限の下限まで下げるのは4日連続。
人民元相場は05年7月の制度改革で、事実上の固定相場制から1日あたり上下0.3%(現在は0.5%)の範囲内で変動を認める「管理変動相場制」に移行した。(04日 23:07)
NIKKEI NET
とはいえ、人民元は中国政府によって管理されています。この切り下げもヨーロッパに大豆製品の輸入禁止を受けた余波を取り戻すための政策かもしれません。しかしまぁ、人民元安になってドル高になりすぎれば売り上げも減るので結局、ある程度の所で収まると思いますが――なかなか思い切った政策です。
Posted by 哲学 at 09:47│Comments(0)
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