2008年06月21日
東シナ海で韓国に配慮?
東シナ海でのガス開発に日本が参入する訳ですが、韓国に配慮して一部のガス油田はやめるそうです。
まあ単純に、日本と中国でこれだけ揉めてるのに、韓国にまで文句を言われたらたまったもんじゃないと言うのが日本と中国の方針なのでしょう。天然資源は限られてて、これ以上問題がこじれるのはたまりません。
とはいえ、中国だけが開発していたなら、韓国はきっと強い立場で抗議してこなかったでしょうね。でも、日本が共同開発するとなると、そこにつけ込んでくる可能性はある――なんとも難しい関係です。
と言っても、韓国にはたぶんですけど、油田開発技術はないだろうから主張してもどうしようもないと思いますが。
ちなみに、この開発に協力する石油会社が決まったようですね。
この開発によってガソリン代とか下がってくれればいいんですけどねぇ……果たしてどうなるか。このまま順調に進んで貰いたいものです。
日中、東シナ海ガス田「翌檜」の開発断念…韓国に配慮し
日中の東シナ海ガス田協議で、翌檜(あすなろ)(中国名・龍井)を共同開発の対象としないことで合意していたことが20日、分かった。
日中ともに単独開発も行わず、翌檜は事実上放棄される。翌檜は〈1〉中国と韓国の境界の基準となる「中間線」〈2〉日韓大陸棚共同開発区域――に近接しており、開発すれば韓国と摩擦を生じかねないと判断、韓国に配慮した。
日中交渉筋によると、両政府は翌檜の共同開発を一時検討。しかし、ガスを含む地層が、中韓の「中間線」をまたぎ日韓大陸棚共同開発区域に広がっている可能性があることがわかった。開発すれば、韓国が「資源を吸い取られる」と主張する懸念があった。一連の協議には韓国は加わっておらず、日中両政府は、翌檜の開発断念で一致した。
政府が18日に正式発表した東シナ海ガス田開発に関する日中合意では、翌檜は共同開発の対象から外され、翌檜南側の海域が共同開発の対象となった。理由について、政府は「交渉の結果としか言えない」と説明していた。
東シナ海で日本が中国に共同開発を求めた4ガス田のうち、白樺(中国名・春暁)は日本が出資する形の共同開発で合意した。
(2008年6月20日14時43分 読売新聞)
まあ単純に、日本と中国でこれだけ揉めてるのに、韓国にまで文句を言われたらたまったもんじゃないと言うのが日本と中国の方針なのでしょう。天然資源は限られてて、これ以上問題がこじれるのはたまりません。
とはいえ、中国だけが開発していたなら、韓国はきっと強い立場で抗議してこなかったでしょうね。でも、日本が共同開発するとなると、そこにつけ込んでくる可能性はある――なんとも難しい関係です。
と言っても、韓国にはたぶんですけど、油田開発技術はないだろうから主張してもどうしようもないと思いますが。
ちなみに、この開発に協力する石油会社が決まったようですね。
帝石と新日石、日中の東シナ海ガス田開発に参画へ
帝国石油と新日本石油は、日中両政府が共同開発で合意した東シナ海のガス田事業に参画する検討に入った。帝石は中国企業が単独開発してきた白樺ガス田(中国名・春暁)に出資、新日石は新たに設定される共同開発区域に参画する案が有力。資源高で収益性が高まるガス田開発事業の拡大を狙う。今後の日中両政府の協議を踏まえ、参画の枠組みを詰める。
両政府の合意では、日中中間線の中国側海域にある白樺ガス田に日本企業が出資すると同時に、中間線をまたぐ北部海域で共同開発区域を設ける。両政府は今後、具体的な開発方法や収益の配分法を協議する。 (07:00)
NIKKEI NET
この開発によってガソリン代とか下がってくれればいいんですけどねぇ……果たしてどうなるか。このまま順調に進んで貰いたいものです。
Posted by 哲学 at 22:09│Comments(0)
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