2009年01月31日
韓国を挑発する北朝鮮
北朝鮮が韓国とのキメゴトを破棄するようです。
今年は色々と北朝鮮が動いてますね。
外側と敵対することで内側を固める。基本といえば基本ですけど、今までになく北朝鮮は活発に動いている様に見えます。でも今まで北朝鮮がやってきたのは死ぬ死ぬ詐欺をあの手この手でやってるという感じなので今までと同じような気もしてしまいます。が、時計の針を進めざるを得ない何かがありそうです。
北、意図的な緊張策 「すべての合意無効」韓国揺さぶりと内部固め
【ソウル=黒田勝弘】年初から韓国との間でしきりに緊張をあおっている北朝鮮は30日、今度は「南北間のすべての政治・軍事的合意を無効化する」との声明を発表した。声明はとくに西海岸沖の南北軍事境界線に関する合意事項を破棄するとし、この地域での韓国との軍事的衝突の可能性までにおわせている。
声明は北朝鮮の対韓政治工作機関である「祖国平和統一委員会」によるもので、南北関係を「戦争の瀬戸際にまできている」とし、その責任は韓国にあると李明博政権を激しく非難している。
北朝鮮は17日にも人民軍総参謀部の声明として韓国との「全面対決態勢」を強調しているが、南北間には現在、客観的に見て北朝鮮が軍事挑発をしない限り軍事的な危機状況はない。
とくに北朝鮮が最大の軍事的脅威として非難し続けてきた米軍は、オバマ新政権発足もあって平静であり、軍事的にコトが起きるような状況にはない。
北朝鮮がひとりで軍事的緊張や対決を声高に叫んでいる状態だが、その背景について韓国政府当局者や分析家たちは(1)内部の不満、動揺を抑えるための意図的な対外緊張策(2)南北緊張をあおることで韓国世論を刺激し、李政権に対する批判世論を高めようとしている-との見方でほぼ一致している。
ただ北朝鮮は以前から自らに不利な西海岸沖の軍事境界線については「認めない」との立場で現状変更を狙ってきた。1999年と2002年には小規模な海戦が起きているため、韓国軍は軍事的挑発はありうると見て警戒を強めている。
今回の声明は1991年に採択された「南北基本合意書」の破棄、無効化を主張している。しかし北朝鮮は周知のようにこの合意における「非核化宣言」を無視し、堂々と核開発を進めてきており、対外的な合意無視はいつものことで事新しいものではない。
北朝鮮は最近、病気説が伝えられた金正日総書記が王家瑞・共産党対外連絡部長と会見し「健在ぶり」を誇示するともに、金総書記自身「われわれは朝鮮半島の非核化に努める。情勢の緊張を望まず、中国と協調を強め6カ国協議を絶え間なく推進していきたい」と述べている。
こうした“平和ポース”の一方で、韓国との間では“言葉の戦争”で意図的に緊張をあおり、国内では対戦時訓練として防空壕(ごう)建設や住民退避がしきりに行われるなど、緊張感を高める動きが伝えられている。
内部的に緊張を必要とする何らかの事情があるとみられているが、3月に予定されている最高人民会議代議員(国会議員)選挙に向けた「新たな民心動員策」との見方もある。
MSN産経ニュース
今年は色々と北朝鮮が動いてますね。
外側と敵対することで内側を固める。基本といえば基本ですけど、今までになく北朝鮮は活発に動いている様に見えます。でも今まで北朝鮮がやってきたのは死ぬ死ぬ詐欺をあの手この手でやってるという感じなので今までと同じような気もしてしまいます。が、時計の針を進めざるを得ない何かがありそうです。
Posted by 哲学 at 23:31│Comments(0)
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