2009年01月27日

ガザ密輸トンネル早くも復旧?

 ガザで密輸トンネルが一番早く復旧されてるようです。

ガザ境界の「密輸トンネル」早くも修復…空爆意味なし?


 【ラファ(パレスチナ自治区ガザ南部)=福島利之】イスラエル軍が18日にパレスチナ自治区ガザへの攻撃を停止して1週間余、大半が破壊されたガザとエジプトを結ぶ地下トンネルの再建が急ピッチで進んでいる。

 イスラエルはガザ攻撃の目的の一つとしてトンネルを通じた武器などの密輸阻止を挙げたが、早くもその効果に疑問符がつく展開となっている。

 ガザ側ラファの空き地に、数十張りの白いテントが立ち並んでいた。発電機の音が鳴り響き、男たちが持ち運び式の掘削機でトンネルの補修にあたっていた。エジプト側ラファのモスク(イスラム教礼拝所)が、数十メートル先に見える。

 密輸業者のアブー・アハマドさん(50)は、停戦成立の3日後の21日には再建を開始した。トンネルの入り口は井戸に似た形で、約20メートルの深さまで垂直に下りる。ここから水平方向に約1キロ・メートル延びエジプト領につながる。ガザ側の80メートルが破壊されたが、1週間で修復可能という。

 付近の住民によると、トンネルは1980年ごろから存在していたが、イスラエルが2007年、ガザへの物資搬入を制限して以来、急増。住民が食料などの搬入のためトンネル掘削に乗り出し、現在では1000本前後あるとされる。空爆で大半は破壊されたが、武器や爆発物の主な搬入経路であるハマス専用トンネルは「無傷」(地元記者)とされる。

 アハマドさんによると、密輸は境界をはさんだ連係プレーで行われる。まず密輸業者がガザ市の元締から食料品や羊、テレビなど物資の注文を受け、エジプト側の協力者に購入を依頼。「準備ができた」という連絡が入ると、直径約80センチのトンネルをはって進んでエジプト側まで行き、物資を受け取る。1キロ・グラムにつき20~30米ドルの報酬が相場という。

 別の密輸業者アブー・サラさん(26)は紛争前、月に8000ドル~1万ドル稼いだ。サラさんのトンネルは無傷で、「ガザ封鎖が続く限り商売繁盛だ」と話した。

 こうした状況を踏まえ、イスラエルは空爆再開を辞さない構えを見せる。現場上空を白いイスラエル軍の無人機が飛び、トンネル復旧に神経をとがらせていることをうかがわせた。

 ただ、エジプト側とガザ側のラファは1979年にエジプトがガザ統治を放棄するまで一つの街だった。双方には親族が多く、協力者は簡単に見つかる。アハマドさんは「意味のない空爆だ。また掘ればいいだけ」と不敵に笑った。
(2009年1月27日07時56分 読売新聞)


 なんにしても、現状の封鎖や空爆の表層的な意味はやはり薄かったと思われます。んー、結局はイスラエルの自己満足と新しいアメリカへの警告って感じだったんですかねぇ。

タグ :国際中国

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