2008年12月31日

ガザ空爆:停戦協議?

 全面戦争を宣言していたイスラエルですが、一時的に停戦することを協議し始めたようです。

ガザ空爆:48時間停戦案を協議 イスラエル指導部



 イスラエル放送によると、同国のオルメルト首相、バラク国防相、リブニ外相は30日夜、パレスチナ自治区ガザに人道支援物資を搬入するため強硬派ハマスと48時間停戦するとのフランスの提案を協議した。協議結果は明らかにされていない。

 一方、ハマス報道官は「イスラエルの攻撃停止と境界封鎖の解除が必要だ」と述べ、停戦案には否定的な姿勢を示唆。イスラエルは、ハマスが停戦案を拒否して攻撃を続ければ、地上侵攻に踏み切る構えを示している。

 イスラエル軍は30日夜、政府庁舎やガザ南部のエジプトとの密輸用トンネルなどに空爆を続行。ロイター通信によると、27日の空爆開始以来の死者は384人となった。

 ガザの武装勢力は30夜、約40キロ離れたイスラエル南部の都市ベエルシェバに初めてロケット弾を撃ち込んだ。けが人はなかったが、ハマスの攻撃能力の向上をあらためて示した。(エルサレム共同)
毎日新聞


 戦争相手に人道的物資を送るというのはなかなか現代の戦争の複雑さを感じさせます。まあ、そんな個人的感想はともかくとして、一時的にもガザの空爆がおさまることになる可能性が出てきてなによりです。こういう場合、なんのかんので戦闘員以外の一般人が傷つくことが多いですし。
 できれば来年はこの地に平和が訪れることを願いたいです。


 本ブログの今年の記事はこれで終了です。いつも来てくれている方々ありがとうございます。また、来年もよろしくお願いします。

タグ :国際中東

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Posted by 哲学 at 17:15│Comments(0)ニュース
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