2008年11月06日
オバマ大統領の当選と同時に株価下落
オバマ大統領の当選と同時に株価は下落したそうです。
これはオバマ氏に対する経済対策における不安などが反映されているのでしょう。まあ、もしくは単に人種差別の可能性もありますが。経済対策に対して抽象的なことしか言ってこなかったのでこういう結果になるのはある程度予測できた事です。
というよりも、ブッシュ政権が金遣いの荒い政策を次々としてしまったため、そのツケは膨大になっており、とてもじゃないけれど後任のオバマ氏に立て直せるとは思えないのですね。
まあ、彼が当選した事により、より日本はアメリカより独立した立場を求められることになると思うのですが――おそらく日本はそんなことはせず、まだまだアメリカにべったりくっつくことになるのでしょうねぇ。
米株急反落、大統領選翌日で過去最大の下げ
[ニューヨーク 5日 ロイター] 米国株式相場は急反落。米大統領選での民主党オバマ氏の勝利から一夜明けたこの日は、弱い経済指標の発表が続き、次期政権の直面する課題があらためて浮き彫りになった。
ダウ工業株30種は486.01ドル(5.05%)安の9139.27ドル。ナスダック総合指数は98.48ポイント(5.53%)安の1681.64。S&P総合500種は52.98ポイント(5.27%)安の952.77。
大統領選日翌日では過去最大の下げを記録した。メーカー、銀行、ハイテク、住宅、小売り、エネルギーなど、幅広い銘柄が売られた。
バーバー・フィナンシャル・グループのディーン・バーバー社長は「人々は次期大統領について熱狂、興奮しているが、経済に関して何か早急に対策がとられることは極めて難しいと思う」と指摘。「米国では依然として雇用は失われ、消費支出も非常な低水準だ。今年のホリデーシーズンは過去最悪になるのではないか」との認識を示した。
企業向け給与計算サービスのオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)子会社などが集計した10月のADP全米雇用報告によると、民間部門雇用者数は15万7000人減。米供給管理協会(ISM)が5日発表した10月の非製造業部門指数は総合指数が44.4で、景気を見極める上での分岐点となる50を割り込んだ。
ボーイング(BA.N: 株価, 企業情報, レポート)は6.9%下落した。また原油価格の下落を受けて、エクソンモービル(XOM.N: 株価, 企業情報, レポート)、シェブロン(CVX.N: 株価, 企業情報, レポート)などが売られた。
ナスダック銘柄では、アップル(AAPL.O: 株価, 企業情報, レポート)が、およそ7%下落した。
金融株はS&P500の重しとなり、モルガン・スタンレー(MS.N: 株価, 企業情報, レポート)は約10%下落し、バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)(BAC.N: 株価, 企業情報, レポート)は11%超下落した。S&P金融株指数は8.8%下落した。
鉄鋼メーカーのニューコア(NUE.N: 株価, 企業情報, レポート)、USスチール(X.N: 株価, 企業情報, レポート)は下落した。アルセロールミタル(MTP.PA: 株価, 企業情報, レポート)(ISPA.AS: 株価, 企業情報, レポート)は第4・四半期業績について慎重な見方を示したほか、成長計画を凍結すると明らかにした。
ニューコアは10.5%下落、USスチールは8.3%下落した。
高級住宅建設のトール・ブラザーズ(TOL.N: 株価, 企業情報, レポート)は10%近く下落、小売りでは、ウォルマート・ストアーズ(WMT.N: 株価, 企業情報, レポート)が3.6%下落した。
ダウを構成する30銘柄がすべて、マイナス圏で取引を終了した。
ロイター
これはオバマ氏に対する経済対策における不安などが反映されているのでしょう。まあ、もしくは単に人種差別の可能性もありますが。経済対策に対して抽象的なことしか言ってこなかったのでこういう結果になるのはある程度予測できた事です。
というよりも、ブッシュ政権が金遣いの荒い政策を次々としてしまったため、そのツケは膨大になっており、とてもじゃないけれど後任のオバマ氏に立て直せるとは思えないのですね。
まあ、彼が当選した事により、より日本はアメリカより独立した立場を求められることになると思うのですが――おそらく日本はそんなことはせず、まだまだアメリカにべったりくっつくことになるのでしょうねぇ。
Posted by 哲学 at 08:40│Comments(0)
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