2008年10月27日

アジア株、揃って安値へ

 東京市場もアジア市場も株価の下落が止まらないようです。



日経平均、26年ぶり安値 終値486円安



 27日の東京株式市場は日経平均株価が4日続落し、2003年4月28日に付けたバブル経済崩壊後の最安値(7607円)を下回った。午後に入り銀行株が一段安となり下げを主導、日経平均は前週末比486円18銭(6.36%)安の7162円90銭で取引を終えた。香港や韓国などアジアの主要株式市場も全面安になっている。金融危機を引き金に世界景気が後退局面に入るとの見方は根強く、円高・株安が同時進行する「負の連鎖」が一段と警戒されている。

 日経平均は1982年10月7日(7114円64銭)以来、26年ぶりの安値水準になった。

 資本増強を検討中と伝わったメガバンク株が、午後に入り制限値幅の下限(ストップ安水準)まで相次ぎ急落し、下げを加速した。増資による1株利益の希薄化懸念に加え、株安が財務基盤や国内景気に与える悪影響が懸念された。 (15:14)

NIKKEI NET


週明けのアジア株、ほぼ全面安



 週明け27日のアジアの各株式市場は、東京市場の急落に連鎖する形となり、ほぼ全面安で取引を終えた。

 主要株価指数の終値の下落率は、前週末比で香港が12・70%、マニラが12・27%、バンコクが10・50%の暴落。マニラやバンコクでは一時、取引停止措置がとられた。上海も6・32%安だったが、ソウルは買い戻しが入り、0・82%高となった。シンガポールは休場。

 欧州市場も大幅安で始まり、日本時間午後7時半現在の主要株価指数はパリが前週末比6・09%、ロンドンが4・76%、フランクフルトが3・95%それぞれ安い。

 香港の市場関係者は「換金目的のパニック売りが出ており、底値が見えない」と語った。(共同)

 [2008年10月27日20時29分]
nikkansports.com



 続々と世界各地で金融恐慌の足音が聞こえています。
 まあ、ドル立ての今の仕組みそのものを買えないとこの連鎖は止まらないでしょう。
 そろそろ誰かが新しい制度と仕組みを整備する時期がやってきているのだと思います。
 大げさな事を言えば、歴史のターニングポイントがここ数年で現れそうな気がしているのですが――変革には大きな犠牲も伴います。
 その時にどうなるか、よくよく考えて見極めていきたいなぁ、と偉そうなことを言ってみます。


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Posted by 哲学 at 23:46│Comments(0)ニュース
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