2008年10月25日

発展途上国、中国

 アジア・ヨーロッパの首脳会議でヨーロッパから中国は「大国の責任を果たせ」と言われましたが、「いや、うちはまだまだ成長途中なので無理」と答えたそうです。

ASEM首脳会議:中国、無難に調整 大国の責任、欧州から求められ



 【北京・浦松丈二】北京で24日開会したアジア欧州会議(ASEM)首脳会議で、主催国・中国は胡錦濤国家主席らが主要国首脳と相次いで会談し、国際金融情勢に対するASEM特別声明をまとめた。対立しがちなアジアと欧州諸国の間で、調整に努めた。改革・開放政策導入から30年。国際経済との結びつきを深める中国は、「大国の責任」を求められている。

 「金融危機という世界的な挑戦に直面し、各国は政策協調を進め、密接に協力し、共同で対処していく必要がある」

 胡主席は首脳らが集まった開会式で国際協調を訴えた。

 危機の深刻さについて参加国の見方は一致したものの、対応策では欧州とアジアの間にずれも浮かんだ。

 サルコジ仏大統領やメルケル独首相ら欧州側は、アジア各国に欧州の改革努力に対する協力を求め、中国が最も高い経済成長を誇る大国であることを指摘し、金融危機対応でもっと積極的な役割を果たすよう求めた。

 しかし、中国は「我々はまだ成長段階で、自国の生活水準の向上が先決だ」と反論。地球温暖化問題と同じく、インドなど途上国との連携を重視し、「先進国がより大きな責任を負うべきだ」(劉建超・外務省報道局長)などと主張した。


 ただ、ASEM成功のため、欧州との火種である人権・民主化問題では大幅に歩み寄った。欧州議会が中国の人権活動家、胡佳氏への人権賞「サハロフ賞」授与を発表したことについて、強い不満を表明しながらもASEMには影響させない「大人の対応」(北京外交筋)を示した。

毎日新聞 2008年10月25日 東京朝刊


 中国に責任ある行動を取って貰おうとするけれど、結局はまだ成長途中だから、と逃げています。そのくせ大国としてのプライドがあったりするので中国は非常に強かです。しかし、この態度のせいなのか、アジアの株価はガタガタです。

アジア株式市場、パニック売り…韓国、インドは10%超下落



 【シンガポール=実森出】24日のアジアの株式市場は、金融危機のアジアへの拡大懸念が強まり、パニック売りが相次いだ。

 韓国の総合株価指数(KOSPI)は1000の大台を割り込み、前日比10・57%安と暴落した。米同時テロ直後の2001年9月以来の大幅な下落率となった。

 香港のハンセン指数は8・3%安で4年2か月ぶり、台湾の加権指数は3・19%安で5年5か月ぶりの安値水準で取引を終了した。インド・ムンバイ市場の下落率も10%超、シンガポールは8%超の大幅安となるなど、アジアのほとんどの市場が終値ベースの今年最安値を更新した。
(2008年10月24日20時14分 読売新聞)


 なんというか、人々は冷静に中国の対応を受け止めているようです。


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