2008年10月14日
NY市場が史上最大の上げ幅
各国の金融対策が功を奏したのか、NY市場が活性化したそうです。
とはいえ、まともな対策を行ってるのは実のところEUばかりで、アジアやアメリカは実質ちゃんとした制作を打ち出してません。この上げ幅の裏側はイギリスのいち早い行動があったからで、この状況を打開しようとしたイギリスの思惑が感じられます。ただ、これに合わせてアメリカが動けばいいのですが――恐らく具体策をこのままきっちりと作らずまた凄く落ち込みそうな予感がして怖いと思います。
なんにしても、このままだとこの上げ幅は一時的なものになりそうです。
13日NY市場、ダウ過去最大上げ幅の936ドル高-金融安定化対策を好感
13日のニューヨーク株式市場で、ダウ工業株30種平均は9営業日ぶりに反発し、前週末比936ドル42 セント高の9,387ドル61セントで引けた。ハイテク株中心のナスダック総合株価指数は続伸し、同194.74ポイント高の1,844.25で終えた。前週末営業日以降に発表された、各国の金融市場安定化対策が好感され、幅広い銘柄で買いが優勢となった。
ホワイトハウスは米大手銀行重役らを招集し、銀行の不良債権を吸収する計画を練ったとされ、経済流動化への期待感が広がった。また先進7か国財務相・中央銀行総裁会議(G7)では、金融機関への資本注入が盛り込まれた行動計画が採択され、ユーロ圏15カ国の緊急首脳会議では、各国政府が銀行間取引を保証する約2兆ドルの計画が採択されたことから、金融危機沈静化への期待が高まった。
ダウ平均は11%以上上昇し、一日の反発幅としては1933年ぶりのものとなった。一日の上げ幅としては、2000年のテクノロジーブーム時に記録された499ポイントを大きく上回り、過去最大となった。またナスダックも約12%上昇し、史上2番目となる大幅上昇を記録した。
NY原油は4営業日ぶりに反発し、ニューヨーク商業取引所(NYMEX)での取引で11月限は前週末比3.49ドル高の1バレル81.19ドルで終えた。
IBTimes
とはいえ、まともな対策を行ってるのは実のところEUばかりで、アジアやアメリカは実質ちゃんとした制作を打ち出してません。この上げ幅の裏側はイギリスのいち早い行動があったからで、この状況を打開しようとしたイギリスの思惑が感じられます。ただ、これに合わせてアメリカが動けばいいのですが――恐らく具体策をこのままきっちりと作らずまた凄く落ち込みそうな予感がして怖いと思います。
なんにしても、このままだとこの上げ幅は一時的なものになりそうです。
Posted by 哲学 at 08:39│Comments(0)
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