哲学のガイア備忘録

　北朝鮮がもし金総書記が最高指導者でなくなった場合、その政権を引き継ぐのは義理の弟かもしれないそうです。

義弟が指導体制で重要な役割、金総書記が死亡、身体障害の場合

北朝鮮の金正日総書記の健康悪化説で、韓国の聯合ニュースは２４日、総書記が死亡もしくは身体的な障害に襲われた場合、義弟の張成沢朝鮮労働党部長が指導体制で最も重要な役割を担うと報じた。韓国紙、東亜日報の記事を引用した。

同紙は、ワシントンとソウルの外交筋情報として、米情報機関が最近、同部長が政権移行期で最重要な役目を果たすとの分析を韓国大統領府、韓国情報機関などに示したと伝えた。

米情報機関はこの中で、身体障害の場合、張部長と総書記の４人目の夫人といわれる金玉さんが国政運営で大きな発言権を得ると指摘。死亡した場合は、集団指導体制となるが、張部長が重要な役割を担う可能性は強いとしている。

同紙によると、総書記の息子３人は、総書記の信頼が足りないことや政治経験の不足から集団指導体制を導く可能性は少ないとも報じた。

総書記の健康悪化説は米韓政府が確認したものの、北朝鮮当局は否定している。
CNN

　北朝鮮で、もし金総書記が死亡した場合、息子達では心許なく、やはりそれ以外の周囲の人間が指導していくことになる可能性が高いようです。まあ、息子達に信頼がない時は良くある話ですね。
　これを巡ってまた北朝鮮が分断されたりするかも知れません。
　しかし、果たしてこれらの人が核開発をどうするのか、などによって日本の立ち位置も変わってきます。理性的な指導者が来てくれればらくなのですが……そうもいかないんでしょうね。