2008年09月04日

チェイニー米副大統領がグルジアへ

 アメリカのチェイニー副大統領がグルジアに行ったそうです。

チェイニー米副大統領がグルジア入り、ロシア軍侵攻を非難



トビリシ(CNN) チェイニー米副大統領は4日、ロシア軍が侵攻、武力衝突が起きたグルジアの首都トビリシを訪問、サアカシュビリ大統領と会談した。会談後の声明によると、副大統領はサアカシュビリ氏に対し北大西洋条約機構(NATO)への加盟を断固、支持すると表明した。

また、グルジアを米国の強固な同盟国と見なしていることを伝えた。副大統領はロシア軍侵攻を主権国家の侵犯と弾劾、ロシアを国際社会のパートナーとして信頼出来ないとも非難した。武力衝突後もロシア軍が駐留を続け、ロシアがグルジアの南オセチア自治州、アブハジア自治共和国の独立承認にも踏み切った中で、米国のグルジア支援を確認し、ロシアへのけん制を狙った発言となっている。

ブッシュ政権指導部がグルジア入りするのは、8月のライス国務長官以来。チェイニー氏は今回、アゼルバイジャン、グルジア、ウクライナの独立国家共同体(CIS)の親欧米派の3カ国を歴訪する。3カ国はいずれも北大西洋条約機構(NATO)加盟を望んでいる。

声明によると、サアカシュビリ大統領はチェイニー氏に米国支援に対する謝意を表明、両国の緊密な関係の表れと述べ、ロシア軍の攻撃でインフラ施設などへの打撃を受けた再建に取り組む上で米国との協力を密接にする考えを示した。グルジアは8月下旬、ロシアとの外交関係断絶を発表している。

米政府は3日、グルジアへの10億ドル(約1080億円)の追加経済支援の実施を発表。国内避難民の再定住などの人道支援、攻撃で破壊された市町村の復興、経済活性化などに充てられる。

CNN


 アメリカはサブプライム問題やイラク派兵問題などで現在は苦しい状況です。それなのにこうした援助を決め、ロシアに対して徹底的な対立姿勢を見せるというのは、なんというか、意図的にそう言う状況を作り出そうとしているとしか思えません。
 そこまでしてロシアとの対立姿勢を強めて、世界情勢を、情勢の地図を書き換えようと言うなんらかの意志を感じます。色々と大きなうねりとかを感じるのですが、日本はこの大きな世界のうねりに対応できる政府を作ることが果たして出来るでしょうか。
 小池百合子さんであろうと、石原さんであろうと、麻生さんであろうと、日本の立ち位置をしっかりと決めて政治に望んで欲しいと思います。

 というか、総裁選に立候補するのはいいけど、いい加減政策についての話を聞きたいと思います。

タグ :国際ロシア

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Posted by 哲学 at 23:27│Comments(0)ニュース
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