2008年08月14日

シリアとレバノンが国交樹立

 中東のシリアとレバノンが国交を樹立したそうです。

シリアとレバノン、初の国交を樹立



 【カイロ=安部健太郎】シリアのアサド大統領とレバノンのスレイマン大統領は13日、シリアで会談し、国交を樹立することで正式合意した。隣国ながら両国が国交を樹立するのは1943年のレバノン、46年のシリア独立後、初めて。国際社会で孤立を深めていたシリアにとって、レバノンを支援する欧米諸国などとの関係改善に向けた一歩になる可能性がある。

 スレイマン大統領は13日から2日間の日程でシリアを訪問。ロイター通信はアサド大統領の顧問の話として「両大統領は双方の外相に、必要な措置を今日から取るよう指示した」と伝えた。大使館開設に向けた準備などを双方が進めるとみられる。

 シリアはレバノンを歴史的に自国の一部と主張し、正式な外交関係は構築されなかった。両国関係が正常化されたことで、シリアに拘束された疑いの強い行方不明のレバノン人に関する協議や、レバノン南部の一部地区の帰属問題など、長年の懸案事項についても話し合いが始まる可能性がある。(12:38)

NIKKEI NET


 これは凄いことです。
 アジアで例えるならば、中国が台湾の独立を認めるのと同じくらい凄いことです。
 とはいえ、遠く離れた日本だと余り実感は湧かないと思いますが……。
 中東は世界情勢をみる上でとても大事です。
 簡単に言えば、第三次世界大戦が起きるとしたら、そのきっかけはここで起きるだろう――というくらいの重要度です。
 しかしまあ、これで中東の平和に近づいたかというとそう言う訳でもなく――むしろ、とある視点から見れば悪化したとも言えます。
 もともと、中東はオスマン・トルコ帝国という大きな国を西欧がわざとひとつの国を「民族自決」という大義の下に大量に分割して、仲間同士で争わせて結託出来ないようにしたことによって、同じアラブ人同士で小競り合いを続けたりしていました。そこにユダヤ人が割って入って(そこはイギリスのせいなのですが)、イスラエルという国が建国され、中東はアラブ人同士でも争い、かつ、アラブ人vsユダヤ人という泥沼の三つどもえが何十年も繰り返される酷い土地になってます。
 で、アラブ人が仲良くするのはいいのですが、これが進んでいくと、最終的には全アラブ人とユダヤ人の激突が始まって、中東大戦争に発展しかねない訳です。
 まあ、極論ですし、そう簡単にことは動きませんけれど。
 なんにしても、あの地域には常に眼を向けているべきだ――と言ってみます。
 何のかんので、中東で私達は石油買ってますからね。あそこでまたドンパチが始まれば日本経済はタダでさえ不景気なのにどん底にたたき落とされる可能性が高いです。

タグ :国際中東

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