2008年07月30日
竹島問題に中立の立場を示すアメリカ
アメリカの地図表記が代わり、韓国で問題になっていますが、あくまでアメリカは中立を強調しました。
アメリカはあくまで中立な立場を維持します。つまり、韓国と日本の間でこの問題を解決すべきだ、と余計な口出しはしないと立場を表明した訳です。逆に日本には肩入れされない、ということなのですが、韓国では駐米大使が更迭されるかも知れないほどの問題になっています。
竹島問題の加熱はまだまだ(韓国では)続きそうです。
竹島問題:米地名委が「主権未定」に 韓国大統領は激怒
【ソウル堀山明子】韓国の李泰植(イテシク)駐米大使は27日(日本時間28日未明)、韓国メディアとの記者会見で、米政府の地名委員会がウェブサイト上の表記で、竹島(韓国名・独島)の所属を「韓国領」から「主権未定」の紛争地域扱いに変更したと明らかにした。李明博(イミョンバク)大統領は変更を聞き激怒したとされ、与野党からは変更を防げなかったとして李大使の更迭論まで浮上している。
柳明桓(ユミョンファン)外交通商相は28日、同省初の竹島特別対策会議を開き、竹島が韓国領として表記されているか、各国政府の表記を確認するよう指示した。
東亜日報によると、米地名委員会の表記変更があったのは25日午後。ウェブ上では以前から、竹島を発見した仏捕鯨船の名にちなんで「リアンクル岩」とする表記はあったが、今回の変更で所属国家の分類が変わった。
米政府が竹島をめぐる問題で日韓の中立に立つという姿勢を改めて示したものとみられるが、韓国メディアは一斉に「米国が日本に有利な判断をした」と批判的に報じている。
米地名委は、米連邦政府が使用する国内外の地名の標準化を担当。米地質調査所が事務局で、中央情報局(CIA)、国防総省、国務省など関連省庁職員で構成されている。
毎日新聞 2008年7月29日 東京朝刊
米政府、竹島問題で中立を強調
【ワシントン=弟子丸幸子】米政府機関の「地名委員会」が竹島(韓国名・独島)の帰属先を「韓国領」から「主権未指定」に変更し、韓国政府の反発を招いている。米国務省のガイエゴス報道室長(副報道官代理)は28日の記者会見で「米国は韓国、日本のいずれの主張に対しても(特定の)立場は取らない」と述べ、中立的な立場を強調した。
ガイエゴス氏は地名委員会の判断について「従来の立場に変更があったわけではない」と指摘。複数の国が領有権を争っている地域について、より中立的な表記を試みる作業の一環だと説明した。韓国紙、東亜日報によると地名委は竹島を19世紀に「発見」したフランス船の名にちなみ「リアンクル・ロックス」と表記している。
ガイエゴス氏は「島の主権に関しては、日本と韓国が平和裏に解決する問題だ。両国の合意であれば、どんな合意でも我々は歓迎する」と述べた。(29日 22:23)
NIKKEI NET
アメリカはあくまで中立な立場を維持します。つまり、韓国と日本の間でこの問題を解決すべきだ、と余計な口出しはしないと立場を表明した訳です。逆に日本には肩入れされない、ということなのですが、韓国では駐米大使が更迭されるかも知れないほどの問題になっています。
竹島問題の加熱はまだまだ(韓国では)続きそうです。
Posted by 哲学 at 08:42│Comments(0)
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