2008年07月12日

揺れ動く朝鮮半島

 北朝鮮が韓国人の観光客を殺した問題で南北朝鮮の関係は再び厳しいものとなっています。

北朝鮮兵士が韓国人射殺=金剛山観光を中断


 【ソウル11日時事】韓国統一省によると、北朝鮮の景勝地、金剛山地区で11日午前4時半ごろ、韓国人の女性観光客(53)が北朝鮮兵士に撃たれて死亡した。同省は北朝鮮と協力して進めている金剛山観光事業について、12日から事件の真相が究明されるまで中断すると発表した。金剛山の観光客が北朝鮮軍に殺害されたのは初めて。
 李明博大統領は11日の国会演説で、これまでの強硬路線のトーンを弱め、北朝鮮に対話を呼び掛けた。事前に女性殺害の通報を受けていたにもかかわらず、予定通り演説したことに疑問の声も上がっている。
 金剛山で観光事業を行っている韓国企業の現代峨山に入った北朝鮮側の説明によれば、女性は観光区域の海岸にあるホテルから1人で砂浜を散策中、進入が禁じられている軍事保護施設区域に入った。見張りの兵士が停止を命じ、警告射撃を繰り返したにもかかわらず、女性が逃走したため、兵士は発砲したという。(2008/07/11-22:17)
時事通信


韓国大統領府、金剛山事件で緊急会議開催=北からの連絡依然なし



 【ソウル12日時事】韓国青瓦台(大統領府)は12日、北朝鮮の景勝地・金剛山で11日に発生した北朝鮮兵士による韓国人観光客射殺事件の対応協議のため、安保政策担当者による緊急会議を開いた。関係者によると、北朝鮮に真相究明のための合同調査を求めているが、政府には事件に関連した連絡は全くないという。聯合ニュースが伝えた。
 金剛山で観光事業を行う韓国企業、現代峨山の尹万俊社長は12日、現地入りし、北朝鮮との合同調査を求める韓国政府の要請を伝える見通しだ。韓国政府は午後も首席秘書官会議を開催し、対応を協議。李明博大統領の出席も検討されている。(2008/07/12-11: 24)
時事通信


 事件の経緯については北朝鮮側の「警告を無視して入ってきたから撃った」という連絡しかないので詳しい経緯は分かりません。

 穿った見方をすれば、これは六カ国会議でいい条件を引き出せそうにないので北朝鮮がまた問題を起こしてアメリカの気をひいている――て感じがしますね。
 この推理は不思議に思われるかもしれませんが、北朝鮮は何度も問題を起こしていますが、アメリカはイラクのように即座に北朝鮮をつぶそうとしません。常に外交で問題をすませようとしています。
 それは中東問題に忙しくてアジアなんかにかまっていられないと言うのがアメリカの本音だと思います。
 だから、北朝鮮が問題を起こせば、アメリカは強制的に話し合いの場について、北朝鮮にあるていど譲歩して、無理矢理早く会議を終わらせてアジアから手を引こうとします。が、手を引こうとするとまた北朝鮮が問題を起こす訳です。
 なんというか、ようは北朝鮮がアメリカにタカってるだけの話ですけれどね。
 しかし、そのせいで毎回人が死んだりするのだからやりきれない話です。
 しかしまぁ、これで日本がまた経済封鎖をする口実も出来た訳で、ここから日本がどう立ち回るか――気になる所です。


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