2008年07月05日
やっぱり進展してないチベットと中国
やっぱりダライ・ラマ14世と中国の対話に進展はほぼなかったそうです。
まあ、内容は昨日と同じなんですが、捉え方が違います。
昨日
「ダライ・ラマ14世と過激派を中国が区別しました」→世間「すごい進歩じゃん!!!!!!!」
今日
チベット側「でも、認めただけで、それ以外は何も解決してないです」
という事ですね。
冷静に考えると、やっぱり全然進展してないんですよねぇ。
色々と難しい所です。
<>中国との対話に前進なし…ダライ・ラマ特使が明らかに
【ダラムサラ(インド北部)=永田和男】チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世の特使として、1、2の両日に北京で中国側と対話したロディ・ギャリ、ケルサン・ギャルツェン両氏が5日、ダラムサラで記者会見した。
ギャリ氏は、1年ぶり通算7回目となった今回の公式対話について、中国側が従来の主張を繰り返すだけにとどまり、「これまでで最も困難なものになった」と述べ、チベット問題解決に向けた前進はなかったと説明した。
両氏の報告を聞いたダライ・ラマも「失望を隠せない様子だった」という。
双方は、次回対話を10月に開くことで合意したが、ギャリ氏は「北京五輪後の次回対話で、中国側が単に国際社会向けのポーズのために対話を継続させていたのかかが明らかになる」と述べ、次回で成果を得られない場合、対話を打ち切る可能性を示唆した。
今回の対話で中国側は、亡命チベット人組織「チベット青年会議」を名指しし、ダライ・ラマ側に同会議の「暴力テロ活動」抑制を要求。
ギャリ氏は「青年会議は(ダライ・ラマに異議を唱えて)チベット独立を主張しているが、暴力、テロ集団ではない。民主主義では、見解の相違があるのは当然」と語り、青年会議の活動に介入しない立場を表明した。
中国側が、ダライ・ラマに北京五輪妨害や祖国分裂活動を支持しないよう求めたことについてギャリ氏は、「ダライ・ラマが非暴力の人物であることは、世界中が知っている」と反論した。
(2008年7月5日20時56分 読売新聞)
まあ、内容は昨日と同じなんですが、捉え方が違います。
昨日
「ダライ・ラマ14世と過激派を中国が区別しました」→世間「すごい進歩じゃん!!!!!!!」
今日
チベット側「でも、認めただけで、それ以外は何も解決してないです」
という事ですね。
冷静に考えると、やっぱり全然進展してないんですよねぇ。
色々と難しい所です。
Posted by 哲学 at 22:00│Comments(0)
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