2008年06月05日

中国政府が日本人旅行者を「教育」?

 中国で「チベットを救え」と書いたバッチをした日本人旅行者が捕まったようです。

日本人旅行者の「チベット救え」バッジ、中国当局が没収

6月4日22時6分配信 読売新聞

 【北京=佐伯聡士】中国の華僑向け通信社「中国新聞社」(電子版)は4日、中国西部・新疆ウイグル自治区の国境で、6月初め、日本人旅行者2人が、荷物検査の際に、「チベット独立」派を宣伝する物品を所持していたとして、相次いで物品を没収され、「教育」処分を受けたと伝えた。

 2人はそれぞれ、インドやネパールを旅行していた時に、地元住民らから、「チベットを救え」などと英語で書かれたバッジや、宣伝資料などを受け取り、荷物の中に入れていた。

 当局が、チベット仏教最高指導者のダライ・ラマ14世「一派」による祖国分裂活動に関する「教育」を行ったところ、「2人の日本人は誤りを認めた」という


 色々と考えさせられる事件です。まあ、中国にそういうものを安易に持って行こうとするのはまず危険なことであるという認識を持つべきだと思います。まあ、危険を覚悟で行ったのかも知れませんが、以前はイラク戦争の時にイラクに行って殺された日本人がいたように、今回の出来事も一歩間違えれば似たようなことになっていたかもしれない……くらいの認識は必要だと思います。
 しかし、物品没収だけならばましもそこから更に「教育」を行うというのは行きすぎだと思います。どんな教育だったのかは分かりませんが……なんだかなぁ、と思います。


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Posted by 哲学 at 08:34│Comments(0)ニュース
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