2008年04月08日
聖火リレーで長野が危ない!?
昨日のフランスの聖火リレーのトラブルを受けて各国で様々な反応が起きています。
このまま行くと、日本の長野で行われる聖火リレーも大変なことになりそうです。
しかし、長野の反応は以下の通り。
これは少し危機感がなさ過ぎです。
実際に「聖火リレーのある場所ならどこでも俺達はやってやるぜ!!」と言うようなことをフランスでメンバーが逮捕された「国境なき記者団」が声明を出しています。
この「国境なき記者団」は文字通り国境に関係なく暴れ回るつもりのようですね。
一応、長野県警もこれらを受けて警備を万全にするつもりのようです。
事前の情報を規制することによって当日の混乱をさけようとしているようです。とはいえ、このまま聖火リレーの抗議活動が加熱すれば警察だけでは抑えきれず、自衛隊による警備が必要になるかもしれません。
実際、インドには中国が特殊部隊を派遣するつもりだそうです。
中国政府はインド政府の許可も得ずに特殊部隊の派遣を発表してしまったようです。
このまま行けば本当に聖火リレーで死人が出る可能性すらあります。
4/17に行われるインドでの聖火リレーでそんなことが起きるならば、4/26の日本の長野リレーは相当に厳しいものとなるに違いありません。
私達日本人もこれは対岸の火事ではなく、自分たちの問題であることを認識するべきでしょう。
このまま行くと、日本の長野で行われる聖火リレーも大変なことになりそうです。
しかし、長野の反応は以下の通り。
長野市の職員A:長野は治安がいいので、そのようなこと(妨害活動)はないと思っていますし、期待しています。
長野市の職員B:(外国の映像を見られてどうですか?)バカなことをやってるよなと思いますね。もっと違うやり方があると思います。
これは少し危機感がなさ過ぎです。
実際に「聖火リレーのある場所ならどこでも俺達はやってやるぜ!!」と言うようなことをフランスでメンバーが逮捕された「国境なき記者団」が声明を出しています。
★サンフランシスコでも抗議 聖火追い国境なき記者団
・国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」(本部パリ)のメナール事務局長は8日、フランスのラジオ番組で、チベット情勢をめぐる抗議行動を行うため、9日に聖火リレーが行われる米サンフランシスコにメンバーが向かうことを明らかにした。
7日にパリで行われた聖火リレーで国境なき記者団は抗議行動の先頭に立ったばかり。
メナール氏は「われわれはサンフランシスコに行く。聖火の後を追う。真の民主主義が実現するまで行動を続ける」と強調した。
国境なき記者団のメンバーは3月にギリシャで行われた聖火採火式に乱入。さらにパリの聖火リレーではエッフェル塔やノートルダム寺院などパリの観光名所に、手錠を組み合わせて五輪マークを表現した黒い旗を掲げる示威行動を行った。
http://www.chunichi.co.jp/s/chuspo/article/2008040801000714.html
中日スポーツ
この「国境なき記者団」は文字通り国境に関係なく暴れ回るつもりのようですね。
一応、長野県警もこれらを受けて警備を万全にするつもりのようです。
長野聖火リレーに抗議行動 ランナー側から不安の声
パリでは4度も火が消されるなど妨害続きの北京五輪聖火リレー。日本でその舞台となる長野市では、今のところ大きなデモなどの動きは見られない。ただ、ランナー側から不安の声も聞かれるほか、ネットでは、強いアピール行動を促す書き込みもみられ、県警などが警戒を強めている。
長野県民有志らが抗議の横断幕を計画
日本での聖火リレーは、2008年4月26日に長野市内で予定されている。観光名所の善光寺をスタートし、長野五輪で使われた競技施設などを巡りながら若里公園へゴールする18.5キロのコース。80人のランナーが1人200~300メートル走って、聖火をつなぐ。新聞各紙によると、ランナーには、一般市民のほかに、野球日本代表の星野仙一監督、タレントの萩本欽一さん、卓球日本代表の福原愛選手ら著名人が参加する見込みだという。
地元の信濃毎日新聞などを見ると、リレー当日は、大きなデモや集会などは今のところ、表面化していない。報道されているのは、抗議の横断幕を掲げるという動きだ。これは、チベットの人権侵害をなくすため4月1日に長野県民有志らで結成した「チベット問題を考える長野の会」。代表の野池元基さん(49)によると、当日は、スタート地点など3か所でそれぞれメンバー4、5人が「チベットに自由を、チベットに人権を」と書いた横断幕を掲げるという。「大勢の人に呼びかけるデモとか集会とかではなく、静かなアピール活動です。リレーの妨害をせず、非暴力で合法的な形でやると当初から決めています」と野池さん。
前日25日の夜には、長野市内のホールで名古屋市在住のチベット人、ツェリン・ドルジェさん(34)を招いて100人前後で集会を開く予定。ツェリンさんは、米国ニューヨークに本部がある「チベットに自由を求める学生の会」の日本代表をしている。
いずれもこれから県警に許可を求めるが、各国で聖火リレーが混乱しているだけに、野池さんは「県警は、4、5人なら問題ないとの反応でしたが、本音ではやってほしくないようでした」と漏らす。
ネットでは、激しい行動示唆する書き込みも
ネットでも、2ちゃんねるには、「聖火リレーでチベットを応援しよう」というスレッドがいくつか立ち、合法的に中国のチベット迫害などを批判する自己表現をリレー当日にしようという呼び掛けが始まった。そこでは、スタート地点などで、「チベット国旗」を振ったり、「フリーチベット」と叫んだりしてもいいなどと書き込まれている。聖火リレーの長野市実行委員会に電話でその合法性を確認したとして、「拡声器を使ったりすると逮捕などできないが現場から離れるよう指導するそうです。聖火リレーを直接妨害すると逮捕だそうです」などと説明している。
ただ、「激しく抵抗活動を行いたい人は派生スレに行くか、別スレを立てること」とある。そして、別に立てられたスレッドには、単独行動、自己責任が基本だとしながらも、「犯罪はダメだが、ロンドンを見ていれば ある程度激しい行動やアピールが報道につながるのは事実『黙ってチベットの旗だけ掲げる日本人の民度を見せてやろうぜ!』とかではなく、とにかくチベットを応援するというスタイルの人に」との書き込みがあった。
こうした動きについて、長野県警の広報課では、J-CASTニュースの取材に対し、「警備の体制などは答えられない」としながらも、情勢を見ながら、他の都道府県警の応援を求める方向で検討していることを明らかにした。
実行委事務局の長野市教委体育課では、「海外からも取材が殺到しています。警備については、警察にお願いして万全の体制を組んでもらっています」と話す。ただ、各国で取り組まれている沿道フェンスについては、「もともと計画になかったですし、必要がないと考えています。パリとかロンドンであったことは、日本ではないと思われます」とした。
また、リレー3日前の4月23日には記者会見で、予定通り、ランナーがどの区間を走るか一部については発表したいとしている。「有名な方も出られるので、それを教えないわけにはいきません」と同課。
一方、ランナー側からは不安の声も聞かれる。福原愛選手のマネジメントをしている千秀企画では、「聖火リレーに出るかどうかは決定しておらず、検討している段階です。もし出るならば、(妨害などの)対策をお願いしないといけないと考えています」と話している。
http://www.j-cast.com/2008/04/08018771.html
J-CASTニュース
事前の情報を規制することによって当日の混乱をさけようとしているようです。とはいえ、このまま聖火リレーの抗議活動が加熱すれば警察だけでは抑えきれず、自衛隊による警備が必要になるかもしれません。
実際、インドには中国が特殊部隊を派遣するつもりだそうです。
中国、インドでの聖火リレーに特殊部隊を派遣?
〈ニューデリー〉北京五輪の聖火リレーがロンドンとパリで激しい妨害に遭ったことを受け、インド政府は7日、インド国内において、五輪の聖火は最大の「尊敬と警戒」をもって扱われ、聖火リレーはスムーズに進行するだろうと声明を発表した。
インド国内には大勢のチベット人いることから、中国政府はインドでの聖火リレーの妨害行為に神経質になっている。また、インドの政府高官も、4月17日に行われる聖火リレーでトラブルが起こらないよう、安全面の調整に大忙しだ。
中国では、17日にデリーで行なわれる聖火リレーの数日前から特殊部隊をインドに送り込み、ラージパト周辺の護衛をすると伝えられている。
アーナンド・シャルマー外務次官はそのことについて質問されると「何も聞いていない」としながらも、「インド政府は中国政府に対して、五輪聖火リレーが完全な安全のもと行われることを保証済みだ。インド政府は、聖火五輪の安全の確保に全力を尽くす」と答えた。
また「五輪の聖火は、インドでも尊敬と警戒をもって扱われる。外交関係、警察は中国政府に対して、聖火の完全な安全を提供するだろう」と付け加えた。
http://www.voiceofindia.co.jp/content/view/1059/61/
VOICE OF INDIA
中国政府はインド政府の許可も得ずに特殊部隊の派遣を発表してしまったようです。
このまま行けば本当に聖火リレーで死人が出る可能性すらあります。
4/17に行われるインドでの聖火リレーでそんなことが起きるならば、4/26の日本の長野リレーは相当に厳しいものとなるに違いありません。
私達日本人もこれは対岸の火事ではなく、自分たちの問題であることを認識するべきでしょう。
Posted by 哲学 at 23:57│Comments(0)
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