2008年03月08日

「いかなご」が高い

<いかなごの高騰>
 今日、近くのジャスコに買い物に行ったら19時過ぎなのに「いかなご」が余っててタイムセールでたたき売りされていた。これにはびっくりした。

 「いかなご」――というか、「いかなごの釘煮」は言うまでもなく兵庫県の特産品で、この時期は『いかなご漁』が解禁されるので例年ならば朝から市場に「いかなご」が沢山並び、昼までには売り切れるのが普通である。
 沢山の人が飽きもせず大量に「いかなご」を買い、自宅で自家製の「いかなごの釘煮」を煮て、おかずにするのが普通である。「いかなごの釘煮」専用の郵送パックがこの地方ではあるくらいである。
 こんな遅くまで売り切れることなく、あまつさえたたき売りされているなどと言うのは非常事態だ。
 値段を見てみると980円。――これは高い。
 例年通りならば760-780円前後である。
 そこではたと気付く。
 そう言えば、最近瀬戸内海で事故があった
 なんでも貨物船が瀬戸内海で沈没し、油が流出したのだとか。
 おかげで海が汚染され、例年通り漁が出来ず、例年よりも瀬戸内海産の魚は高騰してるのだろう。
 となると――明石など瀬戸内海周辺の漁業関係者全体に影響が出る。タダでさえ不景気なのにこれは厳しい。
 郵便局もこの時期に「いかなごパック」で臨時収入を得てるのに……色々と哲学さんの頭の中でどれだけの人が損をするか考えてみる。
 『いかなごの釘煮』を作るための生姜や醤油、あるいは『イカナゴ用のたれ』などがこの時期に沢山売りに出されるが、それも例年より売れなくなるので農業系にも打撃が行く。先ほど述べた郵便局だけでなく、輸送業の人達も例年より減った出荷量のせいで収入も減る。
 て゜は、逆に考えれば、「いかなごの釘煮」が出来なくなったせいで余った醤油や生姜などを利用して新しい商品を作り出すことが出来れば一儲けするビジネスチャンスが生まれる訳である。
 あと、例年はイカナゴの為に専用に確保していたであろう輸送ルートも余るはず。その輸送ルートを利用すれば格安で普段より沢山のものを運んで一儲けできるかも知れない。
 果たしてこの明石・播磨周辺でそう言う動きを機敏にする商売人がいるだろうか。
 とまぁ、ビジネスプランを色々と考えても現在職のない哲学さんには関係ないことなのだが。
 まあ、この「てんこもり」にブログを出してる人達の中で誰かがこのチャンスを掴めることを願うばかりである。

<そんな訳で>
 取りあえず、文章スタイルを本来の形に戻してみた哲学さんです。
 長い文章を書く時は口語体よりも、こうした文語体の方が哲学さんとしては書きやすいのです。
 なので、これからは『本文』は文語体、 『あとがき』は口語体、の構成で行きます。
 今までの方が読みやすいという方もいるでしょうが――すいません。
 また意見があれば戻すかも知れません。

 なにはともあれ、いかなごがこんなに高くなるのは厳しいですね。これで明石の経済が沈む可能性があるかと思うと怖い所です。出来れば、このピンチをチャンスに切り替えられる様に関係者の方々には頑張って貰いたい所です。
タグ :いかなご

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Posted by 哲学 at 22:34│Comments(0)日常
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