2008年03月05日
ムンク展に行く
今日は友人とムンク展に行ってきました。
ムンクと言えば『ムンクの叫び』と言われる絵がとても有名です。
兵庫県立美術館で1月初旬から3月末までこのムンク展は開いており、一度行きたいと思ってたので、友人と近くに来たことで渡りに船と思い、行ってきました。
ムンクと言えば『ムンクの叫び』と言われる絵がとても有名です。
兵庫県立美術館で1月初旬から3月末までこのムンク展は開いており、一度行きたいと思ってたので、友人と近くに来たことで渡りに船と思い、行ってきました。
かくを言う哲学さんもムンクについては『叫び』以外の絵は知らなくて、どんな絵を描いてる化すら知らなかったんですけど、一枚目を見た時からぐいぐい引き込まれて結局最後まで楽しんで見ました。カタログも買っちゃいました。
今回のムンク展はムンクの装飾画家としての側面を前面に押し出して展示されており、とても面白かったです。
普通は絵は絵を展示すればいいだけの話なんですが、ムンクは置き方や場所に拘っており、一つのテーマに乗っ取ったフリーズ(シリーズみたいなもの)を並べるに当たって、何度も飾る場所を変えて、ベストの配置を探したそうです。
絵の内容と、表現、そして配置。
それらを組み合わせて空間そのものを作品として成立させているのがとても象徴的でした。
特に、『叫び』『不安』『絶望』の三つの上に『天空の出会い』を配置して、門のように配列させる構図がとても気に入りました。なんか吸い込まれるように食い入るように見つめていました。
作品を通してみると、初期は骸の上で男女が抱き合い、その上で木が茂るという構図が多かったです。
犠牲の上に男女の営みがあり、その先には繁栄が待ってる、て感じでしょうね。
中期はその合間の現在を描くことが多くなり、後期になると労働者について書くことが多くなってて、見てて社会主義というかまあ、その時代の空気を感じました。
一緒に行った友人はあんまり面白くなかったようですが、哲学さんとしては色々と引き込まれてとても楽しかったです。
今回のムンク展はムンクの装飾画家としての側面を前面に押し出して展示されており、とても面白かったです。
普通は絵は絵を展示すればいいだけの話なんですが、ムンクは置き方や場所に拘っており、一つのテーマに乗っ取ったフリーズ(シリーズみたいなもの)を並べるに当たって、何度も飾る場所を変えて、ベストの配置を探したそうです。
絵の内容と、表現、そして配置。
それらを組み合わせて空間そのものを作品として成立させているのがとても象徴的でした。
特に、『叫び』『不安』『絶望』の三つの上に『天空の出会い』を配置して、門のように配列させる構図がとても気に入りました。なんか吸い込まれるように食い入るように見つめていました。
作品を通してみると、初期は骸の上で男女が抱き合い、その上で木が茂るという構図が多かったです。
犠牲の上に男女の営みがあり、その先には繁栄が待ってる、て感じでしょうね。
中期はその合間の現在を描くことが多くなり、後期になると労働者について書くことが多くなってて、見てて社会主義というかまあ、その時代の空気を感じました。
一緒に行った友人はあんまり面白くなかったようですが、哲学さんとしては色々と引き込まれてとても楽しかったです。
Posted by 哲学 at 22:15│Comments(0)
│日常
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