2008年02月05日

NHKが運営停止するかも!?

 国会で今年度の国の予算案が審議されておりますが、それと同時にNHKの予算案も審議されています。
 しかし、現在の国会はねじれ国会。衆議院は自民党などの与党が過半数を取り、参議院は民主党などの野党が過半数を取っています。
 このままではNHKの予算案は衆議院で通っても、参議院で否決されます(法律と違って衆議院の優先権はない)。そうなった場合、NHKは予算が組まれず、今年の6月に運営停止になってしまいそうです。
 NHKは去年、不祥事が続き、視聴者からの受信料の未払いが多くなっています。これに加えて今回の件で更に受信料を払う人が減れば、本当にNHKが倒産してしまうかもしれませんね。
 NHK予算は放送法に基づき、毎年3月末までに事業計画とともに国会の承認を受けることが義務づけられている。歳入関連法案(日切れ法案)とは違って、承認されなくても6月末までの3カ月間は暫定予算の執行が認められているが、さまざまな制約を伴う。

 暫定予算期間中は、新規事業の実施は難しく、受信料の値上げなどは一切不可能。また、現在着々と進めている地上デジタル放送中継局の整備も中断され、平成23年を目標としているに地上デジタル放送への完全移行への影響も大きい。

 加えて「NHKスペシャル」など大型番組の制作は難しくなり、タレントらの出演契約にも支障が出る。「ドラマの役柄で一度死亡した役者が別の役柄で何度も登場し、大河ドラマ『篤姫』が急展開して6月で終了するような事態もありえる」(NHK筋)という。


(中略)

 与党では「NHKを放送中止に追い込む野党はないだろう」(自民幹部)との見方が大勢だが、民主、共産、社民の3党は平成17年3月、元チーフプロデューサーによる番組制作費詐取事件や受信料不払い問題などを理由に17年度NHK予算案の承認に反対したこともある

(後略)
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/080204/stt0802042303005-n1.htm
MSN産経ニュース


 予算が組めなければ大河ドラマも創れないし、連続テレビドラマ小説も作れなくなりますね。
 「ちりとてちん」はたぶん3月くらいに最終回でしょうけど、その次の連続テレビドラマ小説はもう見れなくなりますね。
 なんのかんのでNHKは必要だと哲学さんは思うのですが――果たして野党は参議院でどうでるのか、これは見物ですね。
 NHKがなくなっても、民放だけでやっていけるという方もいるかも知れませんが、教養番組など視聴率が余り取れそうにない番組は民放では余り作られないので、そういうNHKでしか見れなかったようなドキュメンタリーが見れなくなると思うと少し寂しいですね。
タグ :NHK国会

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Posted by 哲学 at 06:45│Comments(0)ニュース
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