2008年02月02日
中国でもメタミドホスで死者210人!!
先日、中国製のギョウザでにメタミドホスが混入されていた事件があり、自主回収が一斉になされました。
その後、千葉県の2件、兵庫県の1件の事例の他に、全国各地で似たような症状を訴える人が出てきました。
これは日本の食品業界にとって、とても大事件です。
その後、千葉県の2件、兵庫県の1件の事例の他に、全国各地で似たような症状を訴える人が出てきました。
これは日本の食品業界にとって、とても大事件です。
当初、これは中国で毒が混入されたのではなく、日本で混入されたのではないかという見方がなされました。
何故かというと、毒は調理した段階でかなりなくなってしまうから事件で検出された時ほどの高濃度のメタミドホスが残っているのはまず難しいからです。
つまり、毒が入ったのは調理した後のはずです。
だから、袋詰めする前か、袋詰めした後に穴を開けて入れられたか、どちらだろう、と言うのが大方の予想でした。
しかし、今回の事件発覚とともに、中国でも同じ毒で死者が出ていたことが今回判明しました。
以下、MSNニュースより引用です。
http://sankei.jp.msn.com/world/china/080201/chn0802012041007-n1.htm
彼らは別に例の毒ギョウザを食べて死んだ訳ではありません。
今回の事件とは直接には何も関係ありません。
しかし、中国の一都市でこれだけメタミドホスによる死者が出ているのを考えると日本よりも中国の方で管理上の問題があったのではないか――そう思えてきます。
何故かというと、毒は調理した段階でかなりなくなってしまうから事件で検出された時ほどの高濃度のメタミドホスが残っているのはまず難しいからです。
つまり、毒が入ったのは調理した後のはずです。
だから、袋詰めする前か、袋詰めした後に穴を開けて入れられたか、どちらだろう、と言うのが大方の予想でした。
しかし、今回の事件発覚とともに、中国でも同じ毒で死者が出ていたことが今回判明しました。
以下、MSNニュースより引用です。
http://sankei.jp.msn.com/world/china/080201/chn0802012041007-n1.htm
問題農薬、メタミドホスで210人死亡 中国江蘇省
2008.2.1 20:41
中国江蘇省太倉市で1997年から2002年にかけ、中国製ギョーザによる中毒の原因とされる有機リン系殺虫剤「メタミドホス」による中毒事故が654件発生、210人が死亡していたことが1日、分かった。
中国の総合医学雑誌「中華中西医雑誌」(03年8月号)の論文を医学専門ウェブサイト「中華首席医学網」が1日までに伝えた。
論文は、同期間中の市内での農薬中毒の約82%はメタミドホスが原因だったと指摘。1都市でこれだけの規模の中毒が起きていたことで、中国ではメタミドホスが農薬中毒事故の主要原因の一つだったことが裏付けられた。
江蘇省は中国の農薬生産の中心地。中国農業省などは、メタミドホスの中国国内での使用、販売を昨年1月1日以降全面的に禁止する通達を出している。
太倉は江蘇省南部の都市で人口約46万人。(共同)
彼らは別に例の毒ギョウザを食べて死んだ訳ではありません。
今回の事件とは直接には何も関係ありません。
しかし、中国の一都市でこれだけメタミドホスによる死者が出ているのを考えると日本よりも中国の方で管理上の問題があったのではないか――そう思えてきます。
タグ :中国製品
Posted by 哲学 at 02:07│Comments(0)
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